定款作成と登記 設立日への拘り
会社名「オーリー」と決め 職種「イベント業」と決め いよいよ定款を作成し登記する段取りをはじめました
今は もっと上がっているかもですが 当時で会社を登記するの行政書士等への支払いが30万円程掛かりました
自分でできることは自分でしたいので 僕は自分でしました
それでも 確か印紙代だけでも8万円位は掛かったように記憶しております
登記するなら 設立日も 覚えやすい日にしたいなぁ～と考えていました
2000年（平成12年）の11月に定款は完成しておりましたので 平成12年12月12日が設立日になるように登記しました
確か記憶では この日を設立日にしたい！と登記申請してもダメだったと記憶しております
登記申請した日が設立日になるのではなく 登記申請し確認、受理された日が設立日になったと思います
だから、前もって申請してから何日後に受理されるかを確認して 逆算して申請した事を覚えています
めでたく作戦成功で 法人登記簿の会社成立の年月日は 「平成12年12月12日」となっております
お見合い（ねるとん）パーティー潜入捜査
イベント業として 同窓会幹事代行をやろう と決めましたが 他にもイベント業としてできるんじゃないか？と思ったことがあります
それが お見合いパーティー 当時は ねるとんパーティーと言ってました カップリングパーティーとも言うかな？
20年ほど前は 大流行りでした 新聞や折り込み誌、雑誌等の広告欄には パーティーの日時場所記載して 参加者募ってる広告が多数掲載されてました
だから イベント業として参入するには 流行に乗ってイケるんじゃないか？と思いました
ただ 当時で もう結婚10年目 結婚してからは もちろん 結婚する前も お見合いパーティーに参加したことがないのです
その名の由来の ねるとん紅鯨団は見ていましたし お見合いパーティーが どんな流れは分かってはいました
ただ やはり これから生業とする以上 研究のため 他社が開催しているお見合いパーティーに潜入捜査する！いや しなければならない！
などという理由を 当時の嫁に言い 無理矢理？納得させ 実際は合コンに行くようなルンルン♪気分で参加しました
約1ケ月の間に 京都開催を2回 滋賀開催を1回 大阪開催を1回 くらい参加したと思います
今は無理かも知れませんが 当時は 既婚の僕でも 特に証明書不要でしたので 参加可能でした
どこも 似たり寄ったりでしたね
いずれも参加者は男10人女10人ほどの規模
参加費は男5000円くらい 女2000円くらい
貴さん的なマイク持って盛り上げて進行する者が1人と2人ほどの補助スタッフ
ジュースとお菓子が出るくらいで お見合いパーティーの時間は2時間弱
お見合いパーティー潜入捜査で感じたこと・・・
「俺にも、できる！」
貴さん的な盛り上げ進行役・・・とっても得意で好きな分野です
当時 流行っていたという事もあり イベント業をしようとしている会社オーリーは お見合いパーティー業界に参入する と決めました
お見合いパーティーの試算、問題点
当時 お見合いパーティーは 毎日開催されていました
平日も休日の潜入捜査しましたが 休日だから参加人数が多いということもありませんでした
ただ 潜入捜査した男10人女10人規模のパーティーでは 女の参加者の内 半分くらいは「サクラ」と感じていました
故 売上ベースでは 男会費約5千円×10人＝5万円＋女会費約2千円×5人＝1万円 合計6万円/回 で試算
平日1回/日開催 土日2回/日開催 週一休みで 約30回/月 開催
売上 6万円/回 × 30回/月 ＝ 180万/月
で経費面ですが まずは会場費
これは ピンキリありましたが 時間5千円位で借りられるような所多かったです 使用時間2時間で 1万円/回 です 月に30回開催で30万必要です
そして 広告費 今じゃネット広告が主流で当たり前ですが 当時の広告の主流は やはり紙の媒体です
これも また 当時 流行っていたクーポンマガジン、クーポンペーパー、Lマガジン等の月刊誌、新聞の折り込み誌などなど
まぁ～ 当時のそういった紙の媒体には いろんな会社のいろんな お見合いパーティー開催スケジュールが いっぱい載っていました
で 広告費用を 各誌 見積してもらいました
その媒体の知名度 配布数 広告の大きさにより 見積額 もちろん差はありましたが 約10～50万円/回です
ライバルになるであろう他社の広告掲載誌、掲載数、掲載サイズを試算すると 100万円/月以上は必要です
そして 人件費
貴さん的進行役は自分でするとして 2人のバイト君 1日5千円×2人×25日/月＝25万円/月
主経費 会場費30万/月+広告費100万/月+人件費25万/月= 155万円/月
ほんで 「サクラ」の女の子に お金払わないとなると これって儲かる？？？
しかも いずれは あくまで俺は経営者やし 司会進行役は雇おうなんて事になる商売じゃないのんちゃう？
参加費を上げたり、広告費をケチったり したら 参加者減って売上が落ちるだけやろうし…
これは…今更 お見合いパーティー業界に参入するべきではない！と判断しました
出会い系 業界への参入を決意
お見合いパーティー業界へに参入は諦めた…というか、無理！と判断したのですが 人と人との出会い ということで できることはないか？と考えました
まず最初にしようと思った 同窓会幹事代行業は 人と人とのつながり を手伝う会社
そして プラス 人と人との出会い ことを手伝う会社って良いんじゃないか？！ん？なんか 今まで自分が歩んできた人生やん？！と
というのも サラリーマン時代 営業先、取引先などの会社の女の子と自分の会社の男との合コンを開催していたんです
自分は既婚者でしたので、あくまで 参加者人数日時調整や店の予約等の段取りと当日の盛り上げ役に徹してました
人と人との出会いを手伝う これって やっぱり 俺の役目 俺の仕事 やんな？ と
同窓会幹事代行に加え 出会い系の仕事がしたい！と ようやく自分のしたい事が分かってきました
普通なら 先に この感情ありきで 起業を考えるのでしょうが 全く逆で起業してから自分がしたいことが分かり職種を決めるという形でした
当時 Yahoo!ができて まだ1年 ようやくインターネットというものを一般人が使い始めた頃でしたが 既に いわゆる「出会い系サイト」というのも存在しておりました
お見合いパーティー同様 出会い系サイトにも潜入捜査をしたりしました
しかし これは 自分が目指している形、仕事ではない と思いました
当時から いろいろトラブルがニュースにもなっていましたし 反社とのつながりも噂されたりしていました
そもそも 出会い系サイトって 基本 ほったらかし なんですよね そこが一番 違う と感じていました 基本 お節介やきたいんですよ 僕…
だから 出会い系の業界に参入するとは決意したのですが 出会い系サイトの運営は違う と思いました
結婚相談所 仲人連合会とは？
お見合いパーティー業界参入の難点は広告費が掛かりすぎる そして 開催スケジュールを告知し参加者募集しなければならないため永久的に広告を出し続けなければならないという所でした
一度 広告を見て お見合いパーティーへ参加した人には会員になってもらい 会員に定期的にメール等にて開催スケジュールを送信したら 広告費を下げる事ができるんないか？と考えました
登録制、会員制のお見合いパーティーかぁ…男女各数千人 会員集めなアカンのんちゃう？ そりゃあ ちょっと先に長い話やなぁ～
いっそのこと 登録料もらったり 月会費もらったり すれば良いんかなぁ～
いやいや それって 結婚相談所と同じシステムなんちゃうの？
でも よし！今日から 結婚相談所しよう！と思って 会員募集しても 仮に すぐ誰か一人 登録してくれたとして・・・
登録料もらって月会費もらっても、未だ一人しか登録ないねんから誰も紹介できひんやん？！
そんな所に誰が登録料払って入会する？それって詐欺に近いよな？どうやって 結婚相談所 開設してるんやろ？と ちょっと調べました
そうすると 仲人連合会 みたいな なんか聞いた事あるよな無いよな 組織があることが分かりました
仲人連合会に所属して結婚相談所をはじめたら 自分の所の会員は もちろん最初はゼロで 仮に一人 入会してきたら 仲人連合会に所属する他の結婚相談所の会員の方との お見合いが可能になります
最初 自分は会員ゼロでも 仲人連合会に所属すれば 会員数千人います！といって 会員募集しても詐欺にならないし 遠慮なく登録料がもらえる ということです
ただ この仲人連合会への 自身の入会、会費等が もちろん必要です。それが いくらか忘れましたが 小心者の僕にはビックリする値段だったと記憶しております
「人と人との出会いをお手伝い」
・お見合いパーティー業界への参入が無理
・出会い系サイトの運営会社にはなりたくない
・結婚相談所として仲人連合会には入会したくない
行き詰ってきましたが 当時 33歳の僕はエネルギッシュだったんでしょう それでも いろんなアイデアが浮かんできます
起業する？成功/失敗各5選お薦め職種NO.5 に続く
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